家の中に羽アリが出た原因は?シロアリとアリの見分け方と、すぐ確かめること

家の中に羽アリが出た原因は?シロアリとアリの見分け方と、すぐ確かめること

家の中に、羽のあるアリが何匹も落ちている。窓際に羽だけがたくさん散らばっている。羽アリが家の中で見つかったら、まず確かめたいのはそれがシロアリかどうかです。この記事では、家の中に羽アリが出る原因と、シロアリとアリの羽アリの見分け方、シロアリだった場合にすることをまとめました。

目次

羽アリが出るのは「巣立ち」の時期

羽アリは、巣から飛び立って新しい巣を作るための、羽のあるオスとメスです。アリにもシロアリにも羽アリがいて、時期が近いため、よく間違えられます。

種類羽アリが出る時期・時間(出典)
ヤマトシロアリ春(4〜5月ごろ)の昼間に、巣から一斉に飛び出す(川崎市)。札幌市の案内では6〜7月ごろ、湿度が高く蒸し暑い日
イエシロアリ6〜7月ごろの夕方から夜(川崎市)
アリ6月下旬〜9月ごろの蒸し暑い夕方(川崎市)。家の明かりに集まって屋内にも入り込む

※ヤマトシロアリの時期は地域によって違い、札幌市と川崎市で記載が異なります。

シロアリとアリの羽アリの見分け方

川崎市の案内では、羽アリを次の3か所で見分けるとしています。

見るところシロアリアリ
触角まっすぐで、数珠のような形L字型に曲がる
胴体くびれがなく、ずんどう腰にくびれがある
羽4枚がほぼ同じ大きさ前の羽が後ろの羽より大きい

いちばんわかりやすいのは腰のくびれです。くびれがなく、ずんどうな体ならシロアリの羽アリを疑ってください。

家の中で羽アリが出た原因

家の中から出てきたなら、近くに巣がある可能性

川崎市の案内では、家の中でシロアリの羽アリが出た場合、近くに巣がある可能性があり、湿気の多い水回りの建材が食べられているおそれがあるとしています。札幌市の案内でも、食べられた木材からたくさんの羽アリが飛び出して、はじめてシロアリに気づくことが多いとしています。

外から明かりに寄ってきた場合もある

アリの羽アリは、蒸し暑い夕方に家の明かりに集まり、屋内にも入り込みます(川崎市)。窓を開けていた夜に数匹入ってきた程度なら、外から来たアリの羽アリのこともあります。

シロアリかどうか確かめるポイント

川崎市の案内では、次の点を確認するよう勧めています。

  • 窓際に落ちた羽:群飛(一斉に飛び立つこと)のあとに落とした羽が残っていないか
  • 蟻道(ぎどう):日の当たらない場所や床下に、土でできたトンネルがないか。シロアリの蟻道は丈夫だが、アリのものはもろく手で簡単に崩れる
  • 床の浮き:被害が進むと床が浮いてくることがある

シロアリだった場合にすること

川崎市・札幌市の案内では、シロアリを見つけたら専門の駆除業者に相談するよう勧めています。

  • 羽アリが出た場所(洗面所、浴室、玄関など)と日時をメモしておく
  • 羽アリを数匹、テープに貼るか袋に入れて取っておく(業者が種類を確かめやすい)
  • 殺虫スプレーで羽アリだけを退治しても、巣は残る

見積もりの比べ方や費用の目安は「シロアリ駆除の費用相場」で解説しています。

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シロアリを寄せつけない予防

川崎市の案内では、次の予防を勧めています。

  • 建物のまわりに木片や廃材、段ボールを置かない
  • 床下にカンナくずや木片が残っていないか確認する
  • 浴室やトイレの水漏れ、雨どいの破損に注意する
  • 床下の換気口の前に物を置かない

アリの羽アリだった場合

アリの羽アリなら、建物の木材が食べられる心配はありません。ただし、屋内の腐った木材にアリが巣を作っていることもあります(札幌市)。くわしい対策は「家の中に小さいアリが入ってくる理由と対策」をご覧ください。

姫路市とその周辺にお住まいの方へ

バグディフェンスでは、姫路市とその周辺で、シロアリの点検と駆除に対応しています。くわしくは「姫路市のシロアリ駆除」をご覧ください。シロアリの種類は「ヤマトシロアリの生態」「イエシロアリの生態」で解説しています。

まとめ|羽アリは「腰のくびれ」でシロアリか見分ける

家の中で羽アリを見つけたら、まず腰のくびれ、触角、羽の大きさでシロアリかアリかを見分けてください。くびれのないずんどうな羽アリが家の中から出てきた場合は、近くにシロアリの巣がある可能性があります。羽アリを取っておき、早めに専門業者に相談しましょう。

参考にした資料

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政綱 純
バグディフェンス代表。政綱 純(まさつな まこと)。姫路市を拠点に、害虫・害獣の駆除と予防施工を行っています。不動産業界で7年間、賃貸・売買・管理・リフォーム・空き家再生に携わり、建物の構造や入退去検査・原状回復の現場を見てきました。宅地建物取引士・2級FP技能士。認定NPO法人 空き家相談センター 相談員。駆除で終わらせず、侵入経路と再発防止まで建物の側から考えることを大切にしています。
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