部屋の中で、ブーンと蜂が飛んでいる。刺されないか心配で、どうすればいいのかわからない。この記事では、蜂が家の中に入ってくる理由と外へ出す方法、何度も出るときに考えられること、刺されたときの手当をまとめました。
先に結論を書くと、蜂はたたいたり追い回したりせず、明るい側の窓を開けて、自分から出ていくのを待つのが基本です。何度も家の中に入ってくる場合は、屋根裏や壁の中に巣ができている可能性もあります。
蜂が家の中に入ってくる理由
エサを探して迷い込む
川口市の案内では、ハチはわざと家に入ってくるわけではなく、エサなどを探しているうちに、誤って入ってしまうことがあるとされています。
洗濯物にまぎれている
京都市の案内では、洗濯物を取り込むときに、ハチがまぎれこんでいることがあるので注意するよう呼びかけています。
通気口やすき間から入る
神戸市の案内では、通気口や壁の亀裂、すき間がハチの侵入口になり、屋根裏や壁の間に巣を作られやすくなるとされています。
何度も出るなら、屋根裏や壁の中の巣を疑う
川口市の案内では、キイロスズメバチは屋根裏や壁の中など、外から見えにくい場所に巣を作ることがあります。モンスズメバチは、天井裏や壁の間、戸袋などの閉じた場所に巣を作ることが多いとされています。屋根裏の通気孔を多くのハチが出入りしているのを見て、巣に気づくこともあるそうです。
神戸市の案内で、巣ができやすい場所として挙げられているのは次のような場所です。
- 天井裏、戸袋の中、床下
- クーラーやケーブルの引き込み口、壁の亀裂
- 換気扇、窓枠、屋根の壊れた部分
壁の中から羽音のような音がするときは「壁の中や屋根裏から蜂の音がするとき」もあわせてご覧ください。
住まいの近くで見かける主な蜂
姫路市の案内をもとに、住まいに巣を作りやすい蜂を整理すると次のとおりです。
| 種類 | 体長 | 巣を作りやすい場所 | 姫路市の説明 |
|---|---|---|---|
| キイロスズメバチ | 18〜28mm | 軒下、屋根裏 | 攻撃性が非常に高い。巣は放置すると急速に大きくなる |
| コガタスズメバチ | 22〜30mm | 植込み、軒下 | 攻撃性は強くないが、巣を刺激すると襲ってくることがある |
| アシナガバチ | スズメバチより小型 | 軒下、樹木の枝 | 体が細い。攻撃性は強くない |
ミツバチについて、川口市の案内では、人家の屋根裏や床下などの見えにくい場所に巣を作るとされています。姫路市の案内では、こちらから手を出さなければ、むやみに人を襲うことはないとされています。
くわしくは図鑑の「キイロスズメバチ」「セグロアシナガバチ」をご覧ください。
蜂に刺されると何が危ないか
京都市の案内では、ハチに刺されて亡くなる原因の大半は、アナフィラキシーショックによるものとされています。
神戸市の案内では、刺されたことがある人は、ハチの毒に対する抗体を持っている場合があります。その状態で次に刺されると、じんましんや息切れ、呼吸困難などのショックを起こし、命にかかわることもあるとされています。刺された経験がある人は、病院で抗体の有無を調べてもらうことがすすめられています。
家の中に蜂が入ってきたときにすること
- たたいたり、追いかけたりしない(京都市)。追い回したり払ったりすると、逆に攻撃してくることがあります(川口市)
- 部屋のいちばん明るい側の窓を開ける。川口市の案内では、ハチは明るい方へ向かうとされています
- 蜂が自分から出ていくまで、離れて待つ
- 取り込んだ洗濯物は、たたむ前にハチがいないか確かめる
刺されたときの応急手当
姫路市の案内では、刺されたらすぐにその場を離れ、患部の周りを強めにつまんで、きれいな水で洗い流します。赤く腫れてきたら、抗ヒスタミン剤入りの軟膏を塗るとされています。
京都市の案内では、水道水や氷で冷やして医師の手当を受けるとされています。ミツバチに刺された場合は、毒針が残っているので抜き取ります。農林水産省の資料では、毒を口で吸い出さないよう注意されています。
次のようなときは、すぐに病院へ行ってください。
- 発疹、涙が出る、咳、嘔吐、下痢などの症状が出たとき(姫路市)
- 刺されて数分後に気分が悪くなり、動悸や発疹が出たとき(京都市)
- 以前に刺されたとき、同じような症状が出たことがあるとき(京都市)
- 多数のハチに刺されたとき、目に毒液が入ったとき(京都市)
蜂を家に入れない・巣を作らせない予防
神戸市の案内では、次の対策が挙げられています。
- 通気口に目の細かいネットを取り付ける
- 壁の亀裂やすき間を補修する
- 庭木を定期的に剪定して、風通しをよくする
- 置きっぱなしの物をなくし、整理整頓する
神戸市の案内では、ハチは夏から秋(特に7〜9月)に活動が活発になります。4月ごろから家のまわりを定期的に見ておくと、小さいうちに巣を見つけやすいとされています。
姫路市の対応と相談先
姫路市の案内では、市はハチの駆除そのものは行っていません。巣の撤去は、土地の所有者または管理者が行うものとされています。
スズメバチの巣に限り、道路や公園など多くの人が立ち入る場所からおおむね10m以内にあるなどの条件を満たすと、駆除費用の一部が補助されます。市長が指定する業者に依頼した場合が対象で、駆除の前に申請が必要です。くわしくは姫路市保健所衛生課(079-289-1633)に確認してください。
また、姫路市の「虫の相談窓口」では、保健所衛生課が虫の種類の判定や駆除方法の説明を無料で行っています。
姫路市とその周辺にお住まいの方へ
バグディフェンスでは、姫路市とその周辺で、蜂の巣の駆除に対応しています。くわしくは「姫路市の蜂駆除」をご覧ください。巣を見つけたときの考え方は「蜂の巣を見つけたら」にまとめています。
まとめ|家の中の蜂は「たたかず、窓を開けて待つ」
家の中に入ってきた蜂は、たたいたり追い回したりせず、明るい側の窓を開けて出ていくのを待ちます。何度も出る場合は、屋根裏や壁の中、通気口のまわりに巣がないか確かめてください。刺されたら水で洗い流し、気分が悪い、発疹が出るなどの症状があれば、すぐに受診しましょう。
