家の中の黒くて細長い小さい虫の正体|足の数と色で見分ける(やけど虫に注意)

家の中の黒くて細長い小さい虫の正体|足の数と色で見分ける(やけど虫に注意)

家の中で、黒っぽくて細長い小さい虫を見つけた。ムカデほど大きくはないけれど、何の虫かわからない。この記事では、家の中で見つかる「黒くて細長い小さい虫」の正体を、足の数・色・見つけた場所から見分ける方法をまとめました。

先に大事なことを書くと、黒とオレンジの細長い虫は、素手で触らないでください。体液で皮膚炎を起こす虫の可能性があります。

目次

黒くて細長い小さい虫の正体

見た目考えられる虫特徴(出典)
足がたくさんある。褐色〜黒っぽく、丸まることがあるヤスデ咬んだり刺したりはしない。雨上がりの夜などに集団で移動し、すき間から室内に入ることがある(長崎市)
頭と腹の先が黒、胸と腹がオレンジ。体長6mmほどアオバアリガタハネカクシ(やけど虫)夜、明かりによく飛んでくる。体液に触れるとミミズばれのような皮膚炎を起こす(名古屋市)
銀色に光る、うろこにおおわれた細長い虫シミ暗くて湿っぽい場所にひそみ、夜に動く。本や壁紙ののり、衣類を食べる(札幌市)
足が長く、すばやく走るゲジ咬んだり刺したりはしない。春から秋に、エサを求めて室内に入ることがある(札幌市)
アリの形で、羽がある羽アリアリの羽アリか、シロアリの羽アリ。シロアリの羽アリは黒色(札幌市)

黒とオレンジの細長い虫は「やけど虫」の可能性

名古屋市の案内によると、アオバアリガタハネカクシは体長約6mmで、頭と腹の端が黒色、短い前ばねが青藍色、ほかはオレンジ色の虫です。夜間に明かりによく飛んできます。

この虫の体液には毒があり、触れるとミミズばれのような皮膚炎を起こします。つぶしたり触れたりしたときに、水ぶくれややけどのような症状が出ることがあるため、「やけど虫」とも呼ばれます。

  • 見つけても、手でつぶしたり払ったりしない
  • 紙やコップでそっとすくって外に出す
  • 体液がついたら、水でよく洗う(名古屋市)
  • 夜は窓を閉め、明かりに寄ってこないようにする

皮膚に赤みや水ぶくれが出た場合は、皮膚科に相談してください。

足の多い虫:ヤスデとゲジ

黒っぽくて細長く、足がたくさんある虫は、ヤスデかゲジのことが多いです。どちらも咬んだり刺したりはしません(札幌市・長崎市)。

足が多くて大きく、咬む虫としてはムカデがいます。ムカデとの違いは「トビズムカデの生態」で解説しています。

銀色の細長い虫:シミ

銀色に光る細長い虫はシミです。札幌市の案内では、押入れや畳の下、食器棚の中や裏など、暗くて湿っぽい場所にひそみ、夜に活動するとされています。本や壁紙ののり、衣類、乾燥食品などを食べます。

対策は、部屋や床下を乾燥させ、押入れや食器棚、タンスの裏を掃除することです(札幌市)。

羽がある細長い虫:羽アリ

アリの形をして羽がある虫は、羽アリです。羽アリには、ふつうのアリの羽アリと、シロアリの羽アリがあります。

  • 札幌市の案内では、ヤマトシロアリの羽アリは6〜7月ごろ、湿度が高く蒸し暑い日に巣から飛び出すことが多いとされています
  • 家の中から羽アリがたくさん出てきた場合は、シロアリが建物の木材にいるサインの可能性があります

シロアリの羽アリかもしれない場合は、早めに専門業者に相談してください。費用の目安は「シロアリ駆除の費用相場」で解説しています。

姫路市とその周辺にお住まいの方へ

バグディフェンスでは、姫路市とその周辺で、家の中に出る虫の調査と駆除に対応しています。くわしくは「害虫駆除」をご覧ください。

まとめ|黒くて細長い虫は「足の数と色」で見分ける

足が多ければヤスデかゲジ、銀色ならシミ、羽があれば羽アリです。黒とオレンジの細長い虫はやけど虫の可能性があるので、素手で触らず、そっと外に出してください。ほかの小さい虫の見分け方は「家の中の小さい虫の正体」にまとめています。

参考にした資料

author avatar
政綱 純
バグディフェンス代表。政綱 純(まさつな まこと)。姫路市を拠点に、害虫・害獣の駆除と予防施工を行っています。不動産業界で7年間、賃貸・売買・管理・リフォーム・空き家再生に携わり、建物の構造や入退去検査・原状回復の現場を見てきました。宅地建物取引士・2級FP技能士。認定NPO法人 空き家相談センター 相談員。駆除で終わらせず、侵入経路と再発防止まで建物の側から考えることを大切にしています。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次