東京のネズミ駆除業者おすすめ6選|費用相場・区の助成・相談窓口【2026年】

東京のネズミ駆除業者おすすめ6選

天井裏を走る足音、キッチンの隅の黒い糞、かじられた食品の袋。東京でネズミに気づいたとき、知りたいのは「区は何をしてくれるのか」「業者に頼むといくらかかるのか」「どこに頼めば失敗しないのか」だと思います。

この記事では、東京都が公表しているネズミの相談件数、区ごとに違う支援制度、都内の複数区に対応する業者6社の料金と作業内容を、公式ページで確認できた事実だけで整理しました。都の消費生活総合センターが公表した高額請求の事例と、見積もりの見方もあわせて紹介します。

この記事でわかること
  • 都内のネズミ相談件数の推移と、多い月・多い種類
  • 区ごとの支援制度(殺鼠剤の配布、捕獲器の貸し出し、無料診断など)
  • ネズミ駆除の料金の内訳と、都内業者の料金例
  • 都内の複数区に対応する業者6社の比較
  • 都が公表した害虫駆除の高額請求と行政処分の事例
目次

東京のネズミ事情|相談は年7,000件超、10〜11月が山

東京都保健医療局の集計では、都内の区市町村・保健所に寄せられたネズミ類の相談は、令和7年度に7,223件でした。衛生害虫などを含めた相談全体26,396件のうち、刺す・かむ虫に次いで2番目に多い数です(件数は相談の数で、駆除や被害の件数とは異なります)。

年度ネズミ類の相談件数
平成30年度6,574件
令和元年度6,390件
令和2年度6,332件
令和3年度5,954件
令和4年度6,399件
令和5年度7,726件
令和6年度7,714件
令和7年度7,223件
東京都保健医療局「ねずみ・衛生害虫等の相談件数」より

月別に見ると、令和7年度は4月606件、5月602件、6月584件、7月450件、8月467件、9月609件と推移し、10月880件、11月886件で最も多くなりました。12月は647件、1月584件、2月432件、3月476件です。寒くなり始める秋に、ネズミが暖かい家の中へ入ってくることが多いと考えられます。

月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
件数606602584450467609880886647584432476
東京都保健医療局 令和7年度の月別相談件数より
夜の飲食店の裏通りに並ぶふた付きのごみ容器

都内で多いのはクマネズミ

種類がわかった相談では、令和7年度はクマネズミ1,571件、ドブネズミ825件、ハツカネズミ10件で、クマネズミがドブネズミのおよそ2倍でした(種類不明は4,817件)。令和6年度もクマネズミ1,404件、ドブネズミ730件、ハツカネズミ5件と同じ傾向です。

種類令和6年度令和7年度特徴
クマネズミ1,404件1,571件高い所が得意で天井裏やビルに住む。警戒心が強い
ドブネズミ730件825件下水や床下、飲食店のまわりに多い。湿った場所を好む
ハツカネズミ5件10件体が小さく、物置や倉庫に入りこむ
東京都保健医療局の種別相談件数より

都の多摩小平保健所は、防除の難しいクマネズミが商業地域から住宅地へと生息域を広げていると説明しています。多摩府中保健所の資料でも、相談のほとんどがクマネズミで、毒餌やトラップが効きにくいとされ、練馬区は薬剤に抵抗性を持つ個体も出ていると案内しています。東京都ペストコントロール協会も、クマネズミの駆除の難しさを「非常に難しい」としています。

古い集合住宅の廊下で天井の配線を伝って移動するクマネズミ

放っておくと起きること

都のパンフレットでは、ネズミの害として、糞尿による食品の汚染と食中毒、イエダニによる刺咬、電線をかじることによる停電や火災を挙げています。クマネズミは配線や配管を伝って天井裏を移動するため、集合住宅では上下の階や隣の部屋に広がることもあります。

被害内容
健康被害糞尿で汚れた食品による食中毒、イエダニに刺される
火災・停電天井裏や壁の中の電線をかじり、ショートの原因になる
建物・家財断熱材を巣にする、壁や床に穴を開ける、糞尿のにおいとシミが残る
集合住宅での広がり配線や配管を伝って、ほかの部屋や上下の階に移動する
東京都保健医療局「ねずみ対策パンフレット」をもとに作成

区は駆除してくれる?区ごとの支援制度

都内の区や保健所は、基本的に駆除作業そのものは行っていません。港区は助言のみ、杉並区は協会や区の「有害鳥獣等相談110番」を紹介するなど、相談と情報提供が中心です。一方で、殺鼠剤の配布、捕獲器の貸し出し、専門業者の無料派遣など、区ごとに独自の支援を用意しているところもあります。公式ページで確認できた主な制度は次のとおりです。

区・市支援の内容
千代田区保健所で殺鼠剤と粘着シートを配布。路地のネズミの巣穴をふさぐ工事費の4分の3(上限10万円)を助成
中央区町会・商店街などの団体の防除費用の3分の2を補助
新宿区屋外でドブネズミ被害が続く敷地の管理者に専門業者を派遣して調査・助言。大久保・歌舞伎町で一斉駆除
渋谷区窓口で殺鼠剤(11〜3月)と粘着シートを配布。飲食店向けにふた付きごみ容器を貸与
世田谷区住居の侵入口チェック(予約制・無料、店舗・空き家は対象外)、出張講習会
文京区専門業者による防除訪問診断(無料、区内の民家または自室)
北区保健所で捕獲器を貸し出し
荒川区バネ式・かご式トラップの貸し出し。12月の一斉駆除月間に殺鼠剤を配布
葛飾区・墨田区殺鼠剤の配布(葛飾区は捕獲かごの貸し出しも)
練馬区冬に町会を通じて殺鼠剤を配布。窓口で殺鼠剤(11〜4月)と粘着板を配布
大田区専門業者が無料で訪問し、侵入口の探し方・ふさぎ方を助言(一般家屋・年度1回)
品川区町会などの申請で専門業者を派遣し、毒餌・粘着シートなどを配布
武蔵野市高齢者のみの非課税世帯などに侵入防止対策を無料で実施
各区市の公式ページより(2026年10月確認)。年度ごとに内容が変わるため、最新情報を確認してください

個人の家の駆除費用を現金で助成する制度は、ほとんどの区で確認できませんでした。まずはお住まいの区の保健所(生活衛生課)に電話し、配布や貸し出し、無料診断が使えるか聞いてみましょう。区ごとの詳しい情報は「練馬区のネズミ駆除」「大田区のネズミ駆除」、全国の例は「ネズミ駆除の助成金・補助金はある?」でまとめています。

東京のネズミ駆除の費用

都内の業者の料金は、家の広さ(坪数や㎡)と訪問回数で決まり、封鎖工事や清掃は別に積み上がる形がほとんどです。公表されている料金を並べると次のとおりです。

業者公表している料金(税込)封鎖・清掃
ミヤコ消毒(北区)10〜19坪 27,500円〜、20〜29坪 33,000円〜、30〜39坪 38,500円〜、40坪以上 44,000円〜閉塞工事あり
サンキョークリーンサービス(江東区)Aプラン(3回)5坪 29,150円〜、スポット15坪 22,000円、レスキュー 33,000円封鎖 1か所3,850円〜
東京マウス(三鷹市)Aプラン 100㎡ 66,000円〜、150㎡ 88,000円〜、Bプラン(室内に出没)99,000円〜封鎖 1か所3,300円〜、追い出し27,500円〜
ミヤザキ(板橋区)10坪まで 40,000円+α(1坪ごとに+1,000円)閉塞の技術料1万〜3万円、施工1か所1,200〜20,000円
各社の公式サイトより(2026年10月確認)

実際の見積もり例:30坪で約20万円

ミヤザキは、30坪の家で成約した見積もりの例として200,880円(税込、保証2年)を公開しています。基本料金に、侵入口をふさぐ技術料と施工費、糞の消毒・除去(1坪8,000円)が加わると、20万円前後になることがわかります。最低料金が3万円前後でも、封鎖と清掃を含めた総額は大きく変わります。

ミヤザキの料金の内訳金額
基本料金(10坪まで)40,000円+α
11坪以上1坪ごとに+1,000円
侵入口封鎖の技術料10,000円・20,000円・30,000円
封鎖の施工費1か所 1,200〜20,000円
糞の消毒・除去1坪 8,000円
成約見積もりの例30坪 200,880円(保証2年)
ミヤザキ「料金表」より

全国的な料金の目安は「ネズミ駆除の費用相場」で解説しています。

都が公表した高額請求と行政処分

東京都消費生活総合センターは2026年6月、「550円から」という広告を見て呼んだ害虫駆除業者に8万円を請求された事例を公表し、29歳以下の相談が目立つとして注意を呼びかけました。同じ月には、害虫駆除の訪問販売業者に改善を指示する行政処分も出ています。この業者に関する都内の相談は88件、平均契約額は約9.6万円(最高約27万円)、相談者の平均年齢は25.6歳でした。

2025年3月には「害虫110番」を名乗る2社が業務停止12か月の処分を受けています(相談268件、平均約14.6万円)。いずれもネズミに限った事例ではありませんが、「◯◯円から」の安さで呼び、その場で高額な契約を迫る手口は共通しています。国民生活センターも、不安をあおられてネズミ駆除を頼んだのに作業が不十分だった事例を紹介しています。

訪問販売にあたる契約なら、クーリング・オフができる場合があります。困ったときは消費者ホットライン「188」に相談してください。

駆除ザウルス(ネズミ駆除)

ネズミ駆除の専用窓口

  • 累積相談4万件以上
  • 見積もり・現地調査無料
  • 24時間365日受付

対応エリア:全国(北海道・沖縄・離島を除く)

対応:ネズミ

TV番組にも多数取り上げられた害獣駆除サービス「駆除ザウルス」の、ネズミ駆除の相談窓口です。24時間365日受け付けており、日本各地の営業所から駆けつけます。

見積もりと現地調査は無料で、被害や施工の状況を画像データで受け取れます。天井裏の足音やかじり跡など、ネズミの被害が疑われる段階で相談できます。

こんな人に向いてる 天井裏の足音が気になる/侵入口から塞いでほしい

見積もり・現地調査無料/24時間365日受付/全国対応

東京のネズミ駆除おすすめ業者6選

都内の複数の区に対応し、公式サイトで所在地・作業内容・料金や保証を確認できた6社を紹介します。全国チェーンや比較サイトの紹介業者ではなく、都内に拠点を置く防除の専門会社を選びました。

業者拠点料金の公表保証都の協会
サンキョークリーンサービス江東区プラン・単価を公表未記載(メンテナンスを推奨)○
ミヤコ消毒北区坪数別に公表未記載―(日本協会の優良事業所)
西武消毒練馬区なし未記載○
ジーピーコーポレーション中央区なし完了後1年、再発時は無償対応○
東京マウス三鷹市プラン・単価を公表3・6・12か月○
ミヤザキ板橋区基本料金・単価を公表1年〜永久○
各社公式サイトより(2026年10月確認)

株式会社サンキョークリーンサービス|江東区・プランと単価をすべて公開

  • 1997年設立
  • 調査に技術者1級・技能士が同行
  • 練馬区125件・大田区115件の事例

東京都江東区大島に本社を置く会社です。坪数と訪問回数で選ぶAプラン(3回)・Bプラン(5回)・Cプラン(10回)、1回だけのスポット施工、2時間のレスキューと、料金をすべて公表しています。調査にはペストコントロール技術者1級または技能士が同行し、調査は原則無料ですが、賃貸の入居者からの申し込みや売買時は有料です。飲食店向けの年間契約もあります。(公式サイト:www.sankyo64.com)

向いている人:訪問回数と料金を比べて、自分で総額を計算したい

ミヤコ消毒|北区・坪数別の料金と薬剤を明記

  • 1972年創業
  • ペストコントロール優良事業所
  • 使う薬剤の成分を公開

東京都北区中十条の会社です。ネズミ駆除は坪数別に27,500円〜と料金を公表し、事前調査と見積もりは無料です。毒餌(ワルファリン・ジフェチアロール)、粘着トラップ、保守管理、閉塞工事、忌避の5つを組み合わせ、戸袋の補修などの施工事例も公開しています。都の防除業登録があります。(公式サイト:www.kkmiyako.com)

向いている人:家の広さから料金の目安を出してから相談したい

西武消毒株式会社|練馬区・1969年創業の老舗

  • 1969年創業
  • 関東に6支店
  • 解体前の駆除にも対応

1969年に練馬区で創業した会社で、本社は練馬区豊玉北です。生息調査、防鼠工事による封鎖、捕獲・殺鼠、死骸の回収と消毒の流れで対応します。建物の解体前にネズミが周りに散らないようにする駆除も行い、5〜10日の作業で完了報告書を出しています。料金と保証は公表されていません。(公式サイト:www.seibu-s.co.jp)

向いている人:解体や建て替えの前に、近所に迷惑をかけないよう駆除したい

株式会社ジーピーコーポレーション|中央区・毎回の報告書と1年保証

  • 都の登録 24ね第630号
  • 完了後1年保証
  • 飲食店のモデルケースを公開

東京都中央区日本橋本町に本社を置き、足立と蒲田に営業所がある会社です。調査、無料見積もり、観測と施工を繰り返したあと報告する流れで、毎回報告書を出します。完了後1年間の保証があり、再発したときは無償で対応します。飲食店約35坪で3か月・6回訪問というモデルケースを公開しています。料金は公表されていません。(公式サイト:gpcorp.jp)

向いている人:店舗や事務所で、毎回の報告書が欲しい

東京マウス|三鷹市・多摩地域の専門会社

  • 都の登録 26ね第645号
  • 15日後・30日後に点検
  • 保証は3・6・12か月から選べる

三鷹市の会社で、東京都ペストコントロール協会の会員です。屋根裏などに出るAプランは100㎡で66,000円〜、室内に出没するBプランは99,000円〜、追い出しは27,500円〜、封鎖は1か所3,300円〜と料金を公表しています。施工後は15日後と30日後に点検し、保証は3・6・12か月から選べます。(公式サイト:www.tokyomouse.com)

向いている人:多摩地域で、点検の回数と保証期間を選んで頼みたい

有限会社ミヤザキ|板橋区・ネズミとゴキブリの専門

  • 昭和56年創業
  • 実績1万件以上
  • 保証1年〜永久

板橋区上板橋に所在地を置く、ネズミ・ゴキブリ専門の会社です。基本料金と封鎖の技術料・施工費、糞の消毒の単価を公表し、30坪の成約見積もり例(200,880円・保証2年)まで公開しています。保証は1年から永久まで選べ、調査と見積もりは無料です。23区のほか埼玉にも対応しています。(公式サイト:nezumikujo-miyazaki.com)

向いている人:長い保証をつけて、再発の心配をなくしたい

大手チェーン・全国対応のサービス

大手ではダスキンが都内でもネズミ駆除を受けており、調査・見積もりのあと、捕獲・駆除と侵入経路の遮断を行う流れです。地元の専門会社とあわせて全国対応の駆除サービスにも見積もりを頼むと、料金と作業内容を比べやすくなります。

ネズミの相談は【駆除ザウルス】へ(見積もり無料)
見積もり・現地調査無料/24時間365日受付/全国対応

見積もり無料・最安値保証の【街角害獣駆除相談所】
現地調査無料/見積もり無料/最安値保証

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現地調査無料/見積もり無料/侵入経路の封鎖

東京のネズミ駆除業者おすすめ6選|費用相場・区のネズミ駆除を利用した人のアンケート結果

現在、東京のネズミ駆除業者おすすめ6選|費用相場・区で駆除業者を利用した方のアンケートを受付中です。回答が3件集まると、ここに集計結果を掲載します。

東京のネズミ駆除業者おすすめ6選|費用相場・区で駆除業者に依頼した方へ:1分アンケートに答える(匿名・メールアドレス不要)

全体の満足度

個人名・電話番号など個人が特定できる情報は書かないでください。回答は集計して掲載し、自由記述は要約して記事に反映する場合があります。プライバシーポリシー

東京でネズミ駆除業者を選ぶ6つのポイント

ポイント確認すること
1. 調査と効果判定をするか最初に侵入口と通り道を調べ、作業後に効果を確かめてくれるか。東京都は、生息調査と効果判定を行う業者かを確認するよう案内している
2. 封鎖の範囲と箇所数何か所ふさぐのか、1か所いくらか。封鎖をしないと別のネズミが入ってくる
3. 清掃・消毒が含まれるか糞尿の清掃や消毒がオプションになっていないか
4. 保証の期間と対象再発したときの保証は何年か、どの箇所が対象か
5. 地元の登録・協会加盟東京都ペストコントロール協会の会員か、建築物ねずみ昆虫等防除業の登録があるか
6. 賃貸・調査費の扱い賃貸の入居者や売買時は調査が有料になる業者もある。依頼前に確認する

不安をあおって契約を急がせる業者は避けるよう、東京都も注意を呼びかけています。最低でも2〜3社から見積もりを取り、同じ条件で並べて比べましょう。業者の比べ方は「ネズミ駆除業者の選び方と費用相場」でも詳しく解説しています。

依頼から完了までの流れ

  1. 問い合わせ:被害の場所、音のする時間帯、糞の有無などを伝える
  2. 現地調査:侵入口・通り道・巣の場所を調べる(無料の業者が多いが、調査だけだと有料の業者もある)
  3. 見積もり:封鎖の箇所数、清掃・消毒、訪問回数、保証を確認する。その場で契約を急がない
  4. 駆除:トラップや毒餌で数を減らす。数週間〜2か月かかることもある
  5. 封鎖・清掃:家の中のネズミがいなくなってから侵入口をふさぎ、糞尿を清掃・消毒する
  6. 効果確認・保証:一定期間ネズミが出ないことを確かめ、保証書を受け取る

自分で対策するなら|区の配布品と市販品でできること

家ネズミ(ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ)は鳥獣保護管理法の対象外なので、許可なく自分で捕まえて問題ありません(環境省)。区で殺鼠剤や粘着シートを配布している場合は、まず窓口で受け取ってみましょう。

都内に多いクマネズミは警戒心が強く、毒餌やかごには近づきにくいため、都は粘着シートを使う方法をすすめています。冷蔵庫の裏や壁ぎわなど、糞やこすり跡がある通り道にすき間なく並べるのがコツです。

冷蔵庫の裏の壁ぎわに並べた粘着シート
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台所の壁ぎわに残ったネズミの糞と黒いこすり跡

数が減ったら、配管まわりや換気口、戸袋のすき間を、金網や防鼠用のパテでふさぎます。中にネズミがいるうちに入り口だけをふさぐと、家の中に閉じ込めてしまうので注意してください。

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古い木造住宅の戸袋のすき間に金網を詰めてふさいだ様子

天井裏や壁の中に住みついていて手が届かない、何度ふさいでも戻ってくる場合は、自分での対策の限界です。手順の詳細は「ネズミ駆除を自分でする方法」、殺鼠剤の選び方は「ネズミ駆除剤(殺鼠剤)のおすすめと選び方」をご覧ください。

賃貸住宅・店舗でネズミが出た場合

賃貸の家やマンションでネズミが出たときは、まず管理会社か大家さんに連絡してください。都内の区でも、駆除は建物の所有者や管理者が行うものとされています。壁や床に穴をあける封鎖工事は建物の構造にかかわるため、入居者が勝手に業者を呼ぶ前に、費用の負担をだれがするか確認しておくと安心です。

飲食店や店舗は、食品を扱う分だけ被害が大きくなりやすく、1回の駆除より月1回などの定期点検で管理するのが一般的です。年間契約のプランを用意している業者も多いので、見積もりの際に定期管理の料金もあわせて聞いておきましょう。

東京でネズミの相談ができる窓口

窓口内容
お住まいの区・市の保健所(生活衛生課)ネズミの習性や対策の相談、殺鼠剤の配布や捕獲器の貸し出し(区による)
東京都ペストコントロール協会(03-3254-0014)駆除の相談、近くの害虫相談員の紹介
東京都消費生活総合センター/消費者ホットライン188高額な見積もりや契約のトラブルの相談

東京のネズミ駆除でよくある質問

区はネズミを駆除してくれますか?

多くの区は駆除作業は行っておらず、相談や助言、殺鼠剤の配布、捕獲器の貸し出しなどの支援が中心です。新宿区・文京区・大田区など、専門業者を派遣して調査や助言をする区もあります。

東京でネズミ駆除の助成金はありますか?

個人の家の駆除費用を助成する制度は、ほとんどの区で確認できませんでした。千代田区の巣穴をふさぐ工事費の助成、中央区の団体向け補助、武蔵野市の非課税世帯向けの無料対策など、条件つきの制度はあります。

業者に頼むといくらかかりますか?

最低料金は2万〜6万円台ですが、封鎖や清掃を含めた総額は家の広さによって10万〜20万円以上になることもあります。ミヤザキが公開している30坪の成約見積もりは200,880円(保証2年)でした。

ネズミが多い時期はいつですか?

東京都の集計では、令和7年度の相談は10月880件、11月886件と秋に最も多くなりました。寒くなる前にすき間をふさいでおくと、家への侵入を防ぎやすくなります。

「550円から」の広告の業者は大丈夫ですか?

東京都消費生活総合センターは、「550円から」の広告で呼んだ業者に8万円を請求された事例を公表しています。広告の最低料金だけで決めず、作業内容と総額を書面で確認し、2〜3社を比べてください。

まとめ|東京のネズミ駆除は区の制度と見積もり比較から

東京ではネズミの相談が年7,000件を超え、防除の難しいクマネズミが住宅地にも広がっています。区によって殺鼠剤の配布や無料診断などの制度があるので、まずはお住まいの区の保健所に相談しましょう。

業者に頼む場合は、料金を公表している会社を目安にしつつ、封鎖の箇所数・清掃・訪問回数・保証まで含めた総額で2〜3社を比べてください。「◯◯円から」の広告だけで決めないことが、高額請求を防ぐいちばんの方法です。

参考にした資料

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政綱 純
バグディフェンス代表。政綱 純(まさつな まこと)。姫路市を拠点に、害虫・害獣の駆除と予防施工を行っています。不動産業界で7年間、賃貸・売買・管理・リフォーム・空き家再生に携わり、建物の構造や入退去検査・原状回復の現場を見てきました。宅地建物取引士・2級FP技能士。認定NPO法人 空き家相談センター 相談員。駆除で終わらせず、侵入経路と再発防止まで建物の側から考えることを大切にしています。
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