夜中に天井裏から「ドタドタ」と重い足音がする。ネズミよりずっと大きな動物がいるようだ。屋根裏の重い足音の正体として、ハクビシンと並んで多いのがアライグマです。この記事では、アライグマとハクビシンの見分け方、アライグマならではの捕獲の制度、追い出しから侵入口を塞ぐまでの手順をまとめました。
アライグマは屋根裏に住みつく
横浜市の案内によると、アライグマやハクビシンは、家屋の天井裏などに侵入して住みついてしまうことがあります。アライグマの被害として、家屋(屋根裏など)に住みつくことのほか、農作物の被害、金魚やコイ、カメなどのペットへの被害が挙げられています。
アライグマもハクビシンも夜行性なので、屋根裏の足音は夜に聞こえることがほとんどです。
アライグマとハクビシンの見分け方
| アライグマ | ハクビシン | |
|---|---|---|
| 顔 | 目のまわりに黒いマスク模様、眉間に黒いすじ | 鼻から額にかけて白いすじ |
| 尾 | 5〜10本のしま模様。長さ30cm前後 | しま模様はなく、長さ40cm前後 |
| 体 | 頭胴長55cm前後。中型犬くらい(世田谷区) | 頭胴長60cm前後。体型は細長い |
| フン | ― | 同じ場所に繰り返しする(ため糞) |
※横浜市・世田谷区の資料をもとに作成
姿を見られれば、尾のしま模様がいちばんわかりやすい見分け方です。姿が見えない場合は、天井裏のフンの落ち方も手がかりになります。ハクビシンについては「ハクビシンの屋根裏の足音」で解説しています。
アライグマは特定外来生物
アライグマは、外来生物法で特定外来生物に指定されています。野生の動物はふつう、被害がなければ捕獲の許可が出ませんが、横浜市の案内では、アライグマは特定外来生物のため、被害がなくても捕獲の申請を行うことが可能としています。
ただし、許可なく捕まえてよいわけではありません。自分で捕獲する場合は、事前に自治体への申請や届出が必要です。世田谷区のように、条件に合えば区の委託業者が捕獲器を設置する自治体もあります。横浜市では、許可証の発行を受けて捕獲した場合、市が契約した業者が回収に来る仕組みになっています。お住まいの市区町村の窓口に確認してください。
自分でできる対処
追い出す
横浜市の案内では、天井裏の動物を追い出す方法として、点検口などから煙の出るタイプの殺虫剤を使って追い出す方法を紹介しています。木酢液や漂白剤のにおいが効いた例もあるとしています。屋根裏で使うくん煙剤は、火を使わない水で発煙させるタイプを選んでください。
侵入口を塞ぐ
足音が聞こえなくなったら、侵入口を塞ぎます。横浜市は、縁の下、換気口、軒下、戸袋などのすき間を塞ぎ、屋根に届く木の枝を切り、庭に置いたものを整理するよう案内しています。アライグマは力が強く、手先も器用なので、金網やパンチングメタルなど丈夫な材料でしっかり固定してください。
においを消す
横浜市は、体臭やフン尿など獣のにおいを消すことも、再び入ってこないための対策として挙げています。
業者に頼んだほうがいいケース
- 侵入口が屋根の近くなど高い場所にある
- 追い出しても戻ってくる
- 天井裏にフンや尿がたまり、清掃と消毒が必要
- 捕獲の手続きや、かごの設置・見回りが自分では難しい
業者に頼むと、追い出しや捕獲から、侵入口の封鎖、清掃と消毒までまとめて任せられます。
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バグディフェンスでは、姫路市とその周辺で、アライグマの追い出しから侵入口の封鎖まで対応しています。くわしくは「姫路市のアライグマ駆除」をご覧ください。
よくある質問
Q. アライグマを見かけたら、自分で追い払ってもいいですか?
捕まえずに追い払うことはできますが、アライグマは気が荒い面があり、近づくとかまれたりひっかかれたりするおそれがあります。素手で触ったり、追い詰めたりしないでください。
Q. アライグマの生態をもっと知りたいです。
「アライグマの生態と家に出る理由」で、侵入経路や予防とあわせて解説しています。
まとめ|アライグマは「追い出して、丈夫な材料で塞ぐ」
屋根裏の重い足音は、アライグマかハクビシンの可能性があります。アライグマは特定外来生物で、被害がなくても捕獲を申請できますが、許可なく捕まえることはできません。追い出してから丈夫な材料で侵入口を塞ぎ、獣のにおいも消しておきましょう。
