天井裏や壁の中から「ブーン」「ジジジ」と虫の羽音がする。家のすき間をハチが出入りしている。そんなときは、屋根裏や壁の中にハチが巣を作っている可能性があります。この記事では、屋根裏・壁の中のハチの巣を見分けるサインと、自分で駆除してはいけない理由、業者や自治体への相談の仕方をまとめました。
屋根裏・壁の中のハチの巣のサイン
- 天井や壁の中から、羽音のような低い「ブーン」という音が続く
- 軒下や外壁のすき間、換気口に、ハチが何度も出入りしている
- 春から秋にかけて、家の同じ場所のまわりでハチをよく見かける
- 室内に、どこから来たのかわからないハチが入ってくる
船橋市の案内では、屋根裏、床下、壁の中、戸袋、室外機、換気扇の中など、外から見えない場所にもハチの巣ができるとしています。
自分で駆除してはいけない理由
見えない場所の巣は、巣の大きさも、ハチの数もわかりません。外から見えている出入り口は小さくても、中では大きな巣になっていることがあります。
船橋市の案内では、巣には近づかないよう呼びかけ、とくに7月以降のスズメバチの巣を刺激することは大変危険だとしています。刺されると命にかかわるおそれがあるため、専門の業者に頼むよう勧めています。
- 出入り口に殺虫剤をかけない:中のハチが一斉に出てきたり、別の出口から室内に出てきたりするおそれがあります
- 出入り口を塞がない:出られなくなったハチが、壁や天井のすき間から室内に出てくることがあります
- 天井や壁に穴をあけない:巣を直接刺激することになります
自治体の駆除が使えるとはかぎらない
自治体によっては、スズメバチの巣を無料で駆除してくれる制度があります。ただし、見えない場所の巣は対象外になることが多いので注意してください。
たとえば船橋市の無料駆除は、巣が目で見えて露出していること、地上7m以内にあることなどが条件です。屋根裏や壁の中など露出していない巣は対象外で、建物に穴をあけたり壊したりして巣を取り除くことには、市は対応できないとしています(委託業者による殺虫剤処理が可能な場合があるので、個別に相談するよう案内しています)。
お住まいの市区町村にも、まず制度があるかを確認してみてください。
業者に頼むときに確認すること
屋根裏や壁の中の巣は、巣の場所を特定し、ハチを駆除したうえで、必要に応じて天井や外壁を開けて巣を取り出します。見積もりの際は次の点を確認してください。
- 巣を取り出すところまで含まれるか(殺虫剤の処理だけか)
- 天井や壁を開けた場合の補修は誰がするか、費用はいくらか
- 駆除後に戻ってくるハチ(戻り蜂)への対応はあるか
- 出入り口を塞ぐ作業は含まれるか
ミツバチの場合
ミツバチが壁の中に巣を作ると、巣と一緒に大量のはちみつがたまることがあります。巣を取り除かずにハチだけ駆除すると、残ったはちみつが壁の中で垂れたり、においで別の虫を呼んだりすることがあるため、巣の撤去までできる業者を選んでください。船橋市の案内では、ミツバチは大群で移動していることが多く、数日で移動する場合も多いため、まずは様子を見るよう案内しています。出入りが数日たっても続く場合は、巣を作っている可能性があります。
姫路市とその周辺にお住まいの方へ
バグディフェンスでは、姫路市とその周辺で、屋根裏や壁の中の巣を含めた蜂の巣の駆除から、戻り蜂の処理、予防まで対応しています。くわしくは「姫路市の蜂の巣駆除」をご覧ください。
よくある質問
Q. 羽音はするのに、ハチの出入りが見えません。
出入り口が屋根の近くや外壁の高い所にあって、下から見えないことがあります。また、ハチ以外の虫やネズミなどの音の場合もあります。壁の中の音全般の見分け方は「壁の中からカリカリ音がする正体は?」をご覧ください。
まとめ|見えない場所のハチの巣は、刺激せずに業者へ
屋根裏や壁の中から羽音がして、すき間をハチが出入りしているときは、見えない場所に巣がある可能性があります。殺虫剤をかけたり、出入り口を塞いだりせず、自治体の制度を確認したうえで、巣の撤去まで対応できる業者に相談してください。
