家の中の白い小さい虫の正体は?|チャタテムシ・コナダニ・シミの見分け方と対策

家の中の白い小さい虫の正体は?|チャタテムシ・コナダニ・シミの見分け方と対策

棚や本、畳の上を、白っぽい小さな虫が動いている。ダニなのか、体に害はないのか、不安になりますよね。この記事では、家の中で見る白っぽい小さい虫の正体として考えられるものと、それぞれの見分け方、自分でできる対策をまとめました。

先に結論を書くと、家の中の白っぽい小さい虫は、チャタテムシやコナダニであることが考えられます。どちらも、直接人を刺したりする虫ではありません。湿気の多い場所で増えるため、風通しをよくして乾燥させ、食品を密閉して保管することが対策の基本です。

目次

家の中で見る白っぽい小さい虫

東京都、さいたま市、埼玉県の案内をもとに整理すると、次のとおりです。

種類大きさ色よく見つかる場所
チャタテムシ(コナチャタテ類)約1mm(さいたま市の案内では約2mm以下)白〜茶褐色本、段ボール、畳、乾燥食品、押入れ
コナダニ(ケナガコナダニ)0.3〜0.5mm乳白色食品、畳
シミ最大で約10mm銀灰色〜銀黒色押入れなどの暗い場所

チャタテムシ

特徴

東京都保健医療局の案内では、家の中でふつうに見られるのは翅のないコナチャタテ類で、体長は約1mm、淡い黄色から淡い褐色です。ダニとよく間違えられるとされています。さいたま市の案内では、体長は約2mm以下、色は白から茶褐色とされ、よく歩き回るのでダニと間違えられることがあるとされています。

発生しやすい場所と時期

東京都保健医療局の案内では、どこの家庭にも見られますが、小さいため気づきにくい虫です。新築の家や湿度の高い場所で発生するとされています。

さいたま市の案内では、梅雨から初秋にかけて増え、蒸し暑い夏に暗く湿った場所で大発生しやすいとされています。よく見つかる場所として、穀類・乾麺・かつお節・菓子類などの保存食品、押入れ、畳、木製の家具、壁紙、本、段ボール箱が挙げられています。

害はあるか

東京都保健医療局の案内では、カビや動植物のくずを食べる虫で、人に不快感を与えますが、大きな害はないとされています。食品をボロボロにすることもないとされています。

くわしくは図鑑の「チャタテムシ」をご覧ください。

コナダニ

特徴

埼玉県の案内では、ケナガコナダニは体長0.3〜0.5mmで乳白色、体に長い毛がたくさん生えています。家の中の食品やカビを食べ、畳などで大量に発生しているのが見つかることもあるとされています。

増えやすい条件

埼玉県の案内では、気温25℃、湿度70%以上の高温多湿で多く増えるとされています。

害はあるか

東京都保健医療局の案内では、コナダニ類は直接人に害を与えないタイプのダニとされています。

ただし埼玉県の案内では、人を刺すツメダニは家の中でコナダニ類を食べているとされ、ツメダニ対策として、エサになるコナダニ類を減らすことも必要とされています。家の中のダニ全体については「家の中のダニの種類と対策」をご覧ください。

シミ

東京都保健医療局の案内では、シミは体長が最大で約10mm、銀灰色から銀黒色で、長い触角と尾の毛があり、すばやく走り回ります。押入れなどの暗い場所を好み、でんぷん質や動植物のくずを食べます。のりづけされた壁紙や布を食べることがありますが、大きな害はあまりないとされています。

白い小さい虫を見つけたときにすること

  • まず、虫がいた場所を確かめる(食品、本や段ボール、畳、押入れなど)
  • 食品で見つけたら、その食品の袋や容器の中を確かめる
  • 部屋の換気をして、湿気を逃がす
  • 東京都保健医療局の案内では、チャタテムシが大量に発生した場合は殺虫剤で駆除するとされています

増やさないための予防

東京都保健医療局の案内では、チャタテムシは完全に防ぐのが難しいため、通風、乾燥、掃除などの環境対策で、数を増やさないようにするとされています。

自治体の案内で挙げられている対策は次のとおりです。

  • 発生場所の風通しをよくし、湿度を70%以下にする(埼玉県)
  • 食品は乾燥剤を入れ、密閉容器で保管する(さいたま市)
  • 換気をしてカビを生えにくくする(さいたま市)
  • 畳を日に干して乾燥させる(さいたま市)
  • カビのエサになる汚れやほこりを、定期的に掃除で取り除く(さいたま市)
  • コナダニの大発生を防ぐため、食品は湿気の少ない場所に保存する(島根県)

島根県の案内では、ダニの殺虫剤は効果が一時的なので、住みにくい環境を作る管理が基本とされています。

姫路市の相談先

姫路市では「虫の相談窓口」で、保健所衛生課が虫の種類の判定や生態、駆除方法の説明を無料で行っています。受付は月曜日から金曜日の午前9時から午後5時までで、事前予約をお願いしているとされています(電話079-289-1633)。小さくて正体がわからない虫は、相談してみるのもひとつの方法です。

姫路市とその周辺にお住まいの方へ

バグディフェンスでは、姫路市とその周辺で、チャタテムシなど家の中に発生する虫の駆除に対応しています。くわしくは「姫路市のチャタテムシ駆除」をご覧ください。ほかの小さい虫については「家の中の小さい虫」にまとめています。

まとめ|白い小さい虫は「湿気と食品の保管を見直す」

家の中の白っぽい小さい虫は、チャタテムシやコナダニであることが考えられます。どちらも直接人に害を与える虫ではありませんが、湿気の多い場所で増えます。風通しをよくして湿度を下げ、食品を密閉して保管し、こまめに掃除することが対策の基本です。

参考にした資料

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政綱 純
バグディフェンス代表。政綱 純(まさつな まこと)。姫路市を拠点に、害虫・害獣の駆除と予防施工を行っています。不動産業界で7年間、賃貸・売買・管理・リフォーム・空き家再生に携わり、建物の構造や入退去検査・原状回復の現場を見てきました。宅地建物取引士・2級FP技能士。認定NPO法人 空き家相談センター 相談員。駆除で終わらせず、侵入経路と再発防止まで建物の側から考えることを大切にしています。
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