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姫路でサル出没中|目撃情報の確認方法・遭遇時の行動・家庭の備え



2026年の春以降、姫路市内では野生のサル(ニホンザル)の目撃が市街地でも相次いでいます。「自分の住んでいる地域は大丈夫だろうか」「もし出くわしたらどうすればいいのか」と不安を感じている方も多いと思います。

このページでは、姫路市内のサル出没の状況、最新の目撃情報を確認する方法、遭遇したときにとるべき行動、そして住まいにサルを寄せ付けないための備えを、住まいの管理という視点からまとめました。

はじめに大切な前提をお伝えします。市街地に現れたサルの捕獲などの対応は、姫路市と兵庫県が許可や檻の設置によって進める領域です。私たち住民が自分でサルを捕まえたり追い詰めたりすることはできません。この記事は「サルを捕まえる」話ではなく、遭遇を避け、被害を防ぎ、寄せ付けないために、私たちができることに絞っています。

目次

姫路市内のサル出没状況

姫路市の説明によると、市内ではサルの群れは確認されておらず、出没しているのは群れから離れた個体だと考えられています。兵庫県内には群れが生息していますが、成長したオスは群れを離れて単独で広い範囲を移動する習性があり、その途中で市街地に現れているとみられます。

2026年春以降、報道や兵庫県警の防犯情報では、姫路城周辺や東今宿、南今宿、本町、商業施設の付近など、市内の広い範囲でサルの目撃が報告されています。神戸新聞の集計では、3週間で播磨地域の目撃が60か所を超え、うち姫路市内が46か所を占めたと報じられました。山あいだけの問題ではなく、市街地や住宅地に暮らす方にとっても身近な話になっています。

2026年4月から5月にかけて、報道・公的機関で確認できた主な目撃・被害は次のとおりです。出典の詳細は記事末尾にまとめています。

時期場所内容主な出典
4月28日東今宿(国道2号沿いの駐車場)女性が腕を咬まれ軽傷。近くで高齢女性がひっかかれる事案も神戸新聞
5月1日姫路城周辺の道路目撃神戸新聞
5月3日姫路城内目撃神戸新聞
5月4日南今宿2番付近目撃。県警が注意喚起兵庫県警(ひょうご防犯ネット+)
5月5日本町目撃兵庫県警
5月上旬ゆめタウン姫路周辺目撃が続き、市が檻を設置して警戒ABCニュースほか
2026年4〜5月の主な目撃・被害(報道・公的機関の発表より作成)

なお、サルは1か所にとどまらず移動するため、「どこに出たか」は日々変わります。最新の目撃情報の確認方法は次の章でまとめます。

最新の目撃情報を確認するには

サルは1か所にとどまらず移動するため、出没した場所は日々変わります。「今どこにいるか」を知りたい場合は、リアルタイムに近い情報を発信している公式の窓口を確認するのが確実です。

兵庫県警の防犯情報アプリ・メール「ひょうご防犯ネット+」では、サルの目撃情報が随時配信されます。

お住まいの地域を登録しておくと、近くで目撃があった際に通知を受け取れます。あわせて、姫路市の公式サイトや、神戸新聞などの地元報道でも出没状況が伝えられています。

最新の出没状況はこうした公式・報道で確認しつつ、このページでは、どこに出ても役立つ「遭遇したときの行動」と「寄せ付けない備え」をお伝えします。

サルに遭遇したときの行動

屋外でサルに出くわしたときは、落ち着いて距離を取ることが基本です。

姫路市が公式に呼びかけている注意事項に沿うと、要点は次のとおりです。

  • 近づかない……写真を撮ろうと近寄るのが最も危険です。サルは不用意に近づかれると刺激され、襲ってくることがあります。
  • 目を合わせない……じっと見つめる行為は威嚇と受け取られます。視線を外しながら離れてください。
  • 急に走って逃げない……背を向けて走り出すと追いかけてくることがあります。慌てず後ずさるように距離を取ります。
  • 大声を出さない・物を投げない……驚かせると興奮し、かえって攻撃を誘います。
  • 食べ物・レジ袋を見せない……奪われることがあります。体の前で抱え込み、見えないようにします。
  • 子ども・高齢者を後ろにかばう……間に入り、距離を確保することを優先します。

やってはいけないこと

  • エサを与えない……一度でも食べ物を得た場所を学習し、居つきます。地域全体の被害を長引かせます。
  • 自分で捕まえない・深追いしない……野生鳥獣の捕獲は法律で原則禁止。対応は市と県の領域です。
  • 見物に近づかない……素手や道具で対抗すると、けがや感染症のおそれがあります。

何よりも避けてほしいのが、エサを与えることです。姫路市も「絶対にエサを与えないように」と強く呼びかけています。

人がエサを与えてサルが人に慣れてしまうと、人に向かって威嚇・攻撃したり、家屋に侵入したりと、人身事故につながる原因になります。

かわいそうに思えても、その一口が被害を長引かせ、地域全体に広げることになります。

自分で捕まえようとしたり、追い払おうと深追いしたりするのも避けてください。

野生鳥獣の捕獲は法律で原則禁止されており、市街地のサルへの対応は姫路市と兵庫県が許可や檻の設置によって進める領域です。

素手や道具で対抗しようとすれば、咬まれたり引っかかれたりして、けがや感染症のおそれがあります。見かけても、見物に近づかないことが大切です。

寄せ付けない備え(エサ場にしない)

サル対策で本当に効くのは、追い払うことよりも「ここには食べ物がない」とサルに学習させることです。サルが街や住宅地に居つくかどうかは、人の暮らしのなかに手に入る食べ物があるかどうかで決まります。ここを断つことが、最も効果の高い備えになります。

中心になるのは生ゴミの管理です。収集日の朝に出す、フタが固定できる容器に入れるといった基本を徹底してください。サルは手先が器用で力もあるため、袋のまま置いたり、ネットをかけただけの状態では簡単に開けられてしまいます。フタをロックできる屋外用のダストボックスにしておくと、開けられる難易度が上がり、「手間がかかって食べ物にありつけない場所」と認識させることにつながります。完全に防げる保証はありませんが、エサ場にさせないという考え方が基本です。

庭や家のまわりにも、サルのエサになるものは意外と多くあります。山際の住宅地では、庭木になった果実や家庭菜園の作物が格好のエサになります。熟した実は早めに収穫し、落ちた実も片づけてください。市街地でも、ベランダや勝手口に出した野菜や生ゴミは標的になります。サルは雨どいや外壁の凹凸を伝って、上の階のベランダまで驚くほど高く登ります。

犬や猫のエサ皿、野鳥用のエサ台を屋外に置きっぱなしにするのも、サルを呼び寄せる原因になります。その都度、屋内に取り込むか片づける習慣をつけてください。

家屋への侵入を防ぐ

サルは数ミリのとっかかりがあれば壁をよじ登り、跳躍力も高い動物です。

姫路市も、家屋に侵入することがあるとして戸締まりを呼びかけています。出没情報が出ている間は、換気のための小さな開けっぱなしも避け、窓そのものを施錠しておくのが安全です。網戸は簡単にこじ開けられるため、施錠の代わりにはなりません。ベランダや物干しに置いた食品や生ゴミは、上の階でも標的になることを前提にしてください。

サルの出没は、家のまわりの弱点を見直すよい機会でもあります。

外壁や軒先の隙間、通気口、床下の開口部は、アライグマやハクビシン、ネズミといった害獣の侵入口になります。

私たちはこうした害獣の予防・侵入対策を専門にしており、不動産管理の現場で培った「建物の構造と侵入経路を見る目」で対応しています。サル騒動をきっかけに家まわりの隙間を点検しておくと、これらの被害の予防にもつながります。気になる箇所があれば、お気軽にご相談ください。

あわせて、補助的な備えについても触れておきます。夜間に庭へ近づく動物に対しては、センサーライトが「居心地の悪い場所」と感じさせる助けになります。サル専用ではありませんが、害獣全般の寄り付き対策として一定の効果が期待できます。また、外出時に持っておくものとして、防犯ホイッスルのような音の出るものがあります。これは追いかけ回すためではなく、万一サルと至近距離で出くわしたときに、自分の存在を周囲に知らせて助けを求めたり、距離を取る間を作るための補助として使えます。

なお、市販の「サル撃退」をうたう忌避剤や超音波の装置もありますが、サルは知能が高く慣れてしまうことも多いため、効果は確実ではありません。グッズだけに頼らず、前章でお伝えした「エサ場にしない」備えを基本に考えてください。

目撃・被害にあったときの連絡先

サルを目撃したときや被害に遭ったときの、姫路市の公式な連絡先は次のとおりです。

姫路市内でサルを目撃した場合は、姫路市 農林水産環境局 農林水産部 北部農林事務所 鳥獣対策担当(電話 079-336-4412/ファクス 079-336-4420)へ連絡してください。

姫路市 農林水産環境局 農林水産部 北部農林事務所 鳥獣対策担当

日時・場所・頭数・サルの様子を伝えると、地域全体の警戒に役立ちます。

身の危険が差し迫っているときや、けが人が出たときは、迷わず110番(警察)に通報してください。咬まれたり引っかかれたりした傷は、軽く見えても感染のおそれがあるため、必ず医療機関を受診してください。

まとめ

姫路市内では市街地でも住宅地でもサルの出没が続いており、人への被害も起きています。最新の出没状況は兵庫県警「ひょうご防犯ネット+」や姫路市の公式情報で確認しつつ、もし出くわしたら、近づかず、目を合わせず、ゆっくり離れること。そして絶対にエサを与えないことが基本です。

グッズで追い払うことよりも、生ゴミや作物といったエサになるものを断ち、「ここには食べ物がない」と学習させる備えが、最も効果の高い対策になります。捕獲は姫路市と兵庫県が対応する領域なので、目撃や被害は北部農林事務所(079-336-4412)や警察へ連絡してください。

サルの出没そのものは行政が対応する領域ですが、私たちバグディフェンスは、アライグマやハクビシン、ネズミといった害獣の予防・侵入対策を専門にしています。

サル騒動をきっかけに家のまわりの隙間が気になった、再発させない住まいの備えを相談したいといったお困りごとには、建物の構造と侵入経路を見る視点でお力になれます。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

参考・出典

  • 姫路市「野生動物に対する注意事項(サル)」……生息状況・遭遇時の注意事項・目撃連絡先
  • 姫路市「鳥獣対策事業」……野生鳥獣の捕獲は許可制であること
  • 神戸新聞(2026年4〜5月)……東今宿の咬傷事案、姫路城周辺の目撃、播磨で3週間60か所超・市内46か所の集計
  • ABCニュースほか(2026年5月)……ゆめタウン姫路周辺での目撃、市による檻の設置
  • 兵庫県警「ひょうご防犯ネット+」……南今宿・本町などの目撃配信

※掲載した目撃・被害は報道および公的機関の発表に基づくものです。最新の出没状況は、兵庫県警「ひょうご防犯ネット+」や姫路市の公式情報でご確認ください。


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